はあ、はあ、はあ。

私の乳房は料理されちゃうの。
男の人って、おっぱい大好きだもの。

切り取られて、火にかけられて。
おいしそうなにおいがするわ。するといいな。

私はその場にいるの。少年のようになってしまった右胸に包帯を巻いて。
女の子だもん。醜い傷跡は見せられない。

男の人たちは、なくなってしまった私の右胸と、私の顔を見ながら
私の乳房を食べるの。

おいしいかな?
わたしは全てを失ったってくらい絶望的な顔をするの。わたしが苦しむほど
男の人は喜ぶもの。
ぼろぼろ泣くの。

もう片方の胸も切り取られちゃうかも。
レイプされて殺されちゃうかも。


ああ、もう。
気持ちよく無くなってきちゃった。どうして刺し傷って、だんだん刺激が
なくなってきちゃうのかしら。
もう一本刺さないと。

うっ、うううー。

敏感な神経をとがった金属の先端で触るとき全身に快感が走る。
子宮がたまらない。うずく。

ああ、胸、こんなにしちゃった。また桜に叱られちゃう。
この串でいかなくちゃ。


つまらないな。この身体はいやらしくて変態で、もっともっと淫らな事を
してほしがっているのに。

私の想像もつかなかい事をしてもらっていた日々。戻らない日々。

いとおしく、懐かしい。狂おしいほどに。