一度、私は契約をする前に串刺しにされた事があります。
そのときは痛覚をうばわれ、何も感じない自分のからだに現実感のないまま突き刺されていく鉄の棒を見つめていたのだけど、今度は痛みを感じるまま、拷問のように突き刺されていくのです。

人の身体に人の力で鉄の棒を刺すのはとても大変だけれども、機械はすごい力を持っていて、簡単に肉体をこわします。

私は、足首を床に縛り付けられて、拷問室に立っています。
床にはたくさんの穴が空いていて、そこから鋭い鉄の槍がゆっくり上ってきます。

機械の力で上ってくる槍は、そこに私の身体があろうとも何も関係なく決められた速さで上ってくるのです。

最初に私の足の裏に突き刺さった槍は、そのまますねの中を進み、ふとももの半ばから突き出しました。
足の裏は怖いです。見えないところを責められると自分がどうなっているかわからなくて、激痛だけが私を不安にさせます。
両足に槍が突き通り、足が縫い付けられてしまうと、もう倒れることも出来ません。

痛みで気を失いそうな私に、命令が伝えられます。

「次はおまえの穴に刺すから、刺しやすいように穴を拡げろ。」
と。

私はその命令に素直に従います。
本当ならおまえを殺すからその手伝いをしろと言われているのと同じです。
でも、異常で狂っている私はその命令に逆らえないのです。

私の足の間から鉄の槍がせり上がってきます。
私はそれが自分の穴に入るように導きました。
膣の中に入ると、槍の動きはゆっくりになりました。
冷たさを身体の内側に数秒間感じたあと、私の女の臓器に金属が突き刺さりました。

また私の大切な部分が壊されます。

乳首とかクリトリスが壊されるのは目に見えて痛いし気持ちいいのですが、それは表面的な快楽までで、子宮を壊されるのは、人間としての存在を貶められる気がして情けなくてみっともなくて涙が出ます。
レイプされるのもこんな気持ちなんでしょうか。
私の体に侵入した槍は、私の体を突き通り首を通って頬から突き出ました。

顔を動かせなくなった私に「次を刺すからもっと拡げろ」と命令が出ます。

私はがんばってあそこの穴を拡げるようにしました。

2本目3本目の槍が私を貫いてゆきます。

「こいつは乳を責められるのが好きなんだ。」

あの人と数人が入ってきて、鉄の槍が乳房を貫通するように突き立てられます。
機械ではないのですぐには刺さりません。少しずつ何度も何度も、串刺しにされた私の体を揺すり動かすので、激しい痛みが全身に走ります。

苦しみもだえる私をカメラがずっと撮影しています。