あの人が私の首に何かを注射しました。
多分何か私をおかしくするための薬です。
少しすると私の意識は闇に沈んでいきました。




気がつくと、私は見たこともない部屋で縛られていました。
服は着ていませんでした。
確か学校から帰ってくる途中で、車に連れ込まれて薬を嗅がされたのです。

あたしはパニックになり、縄をはずそうともがきましたが、きつく締められていて手も足も動きません。

声を限りに「助けて」と叫びました。

しかし、やってきたのは白衣を着た怪しげな人たちでした。
助けに来てくれた人じゃない、この人達があたしをさらったのだとすぐにわかりました。
あたしは恐怖で声も出ませんでした。

白衣の人たちは裸のあたしを天井の梁から縄で吊り上げはじめました。

「嫌!痛い!痛あぃ!」

細い縄があたしの下半身の合わせ目にぎりぎりと食い込んできました。
縄はあたしの体重のほとんどが合わせ目にかかるようになっていたのです。

声も出せない痛みに意識が無くなりそうになりました。

しかし、白衣の人たちはあたしの痛みが限界を超えそうになると身体を支えるように持ち上げ、気絶することを許してくれませんでした。

あたしは、誰にも触らせた事のない肌を触られるのが嫌で、でも縄は苦しくて支えてもらいたくてどうにかなりそうでした。

なんどかそんなのを繰り返したあとに、白衣の一人があたしの合わせ目を触ってきました。
あたしは驚いて、悔しくて、嫌で嫌でたまりませんでした。

その指は私の合わせ目に食い込んだ二本の縄を少し緩めて、一本ずつが、あたしの合わせ目にある、小さな突起の左右にくるようにずらしました。

再びあたしの体重が縄にかけられると、あたしは下半身からの衝撃で悶絶しました。


縄が私の敏感な突起を挟み込んで潰してしまったのです。

ひどい痛みに涙が止まらなくなっていました。

白衣の人達はあたしが苦しむのなんて、気にもしていないようでした。

そして、誰にも触らせたことの無い胸の膨らみを、無遠慮に掴み、千枚通しほどもある太い針を突き刺し始めました。

針はあたしの縄で歪められた胸を貫通しました。

女の子の大事な胸を傷つけられて絶望感が私を襲いました。


このままオモチャにされて殺されてしまうんだろうか。
死体になったあたしはどこかに棄てられてしまうんだろうか。
はだかで棄てられたあたしは、惨めな姿をたくさんの人達に見られるんだ。


そう思ったとたん、目の前が真っ赤になりました。
ズキン ズキン と響いてくる下半身と胸の痛みが、苦痛とはちがう何かに変わったみたいで、心臓のドキドキが激しくなってきました。


さっき刺された胸の痛みはもう失われてしまった。もう一本胸に針を刺してほしい。
いいえ、一本じゃ足りない。ずっとずっと刺し続けてほしい。

身体の内側からいやらしい液体が、あそこにあふれ出し、あたしは、絶頂に達しそのまま気を失いました。

気がつくと、私は何か縄に縛られて、胸に針が刺さっていました。
足にも縛ったあとが痣になっていましたが、縛られていなかったので、誰かいないかと辺りをさがしました。
クリトリスが潰れていてズキズキしましたが、まあいつものことなので。

何かすごくいい夢を見た気がして、幸せな気持ちになっていました。