突然でした。 高級そうな感じの和室で、お茶を飲まされている時点ですでに不自然だったのですが、私を楽しむためのシチュエーションの一部だったみたいです。 私は高校生の時の制服を着るように言われて、何人かの女性と「茶道部」という設定でお茶を飲んでいました。 和菓子は甘くておいしかったです。 他の人(多分本当の高校生)は、何かぎこちない感じでした。 後から考えると、あらかじめ話がしてあったのだと思います。まあ、そうですよね。 「この女はマゾの変態で、これからバラバラに切り刻むけど平気だから、気にしないでくれ」 なんて言われても、平気なわけ無いですし、説明も無しに場に臨むには、起こることがショッキングすぎます。バイト料は良かったのかな? そんなわけで、お茶を飲んでいた私は、入ってきたチェーンソーを持った男(多分あのひと)に蹴り飛ばされ、「尻を突き上げろ」、と命令されたのに素直に従ってしまい、下着を付けていないお尻を露わにしたのでした。 チェーンソーは私の尾てい骨のあたりから耳障りな音を立てながら、私の体の存在している空間に侵入して来ました。 その部分にあった私の、肉も骨も内臓も血も、細かな破片に削り取られて和室の畳の上にまき散らされました。 女性器部分が削り取られる時は、信じられないほどの振動が敏感な部分に伝わり、私は絶頂に達してしまいました。 イってしまったあとは、もう、脳内麻薬に満たされた感情は体と切り離されてしまって、体に何をされても幸せなままでした。人ごとのように恍惚と眺めていた体は、いくつもに切り分けられてしまいました。 |
生き物として私は、やはり何か欠けているようです。 あるいは、「家畜」は、いずれ私のような精神の構造を持つことになるのかもしれません。 そう考えると、納得できるような気がします。 |