私の身体は、何度も壊されては治され、取り替えられているのですが、その繰り返しでどこかにおかしいところが出ていないか検査をするそうです。

最初は普通の健康診断のような検査だったのですが、そのあと、性器をよく調べるといって、試験室に入れられました。

ここには、なんだかわからない機械がたくさんあります。みんながいろいろ思いつきで作ったものです。
なんだかわからない、といっても基本的に女をいたぶるための機械なんですが。

固いベッドに寝かせられると、足を大きくひろげられます。
ベッドには、足をひろげたまま固定する器具があらかじめつけられていて、私の女性器は無防備になります。

チューブ状の測定器が膣に挿入され、私の子宮を軽く押し上げます。
チューブの先端についた端子が、私の子宮の細胞を採取したり、薬品を注入したりします。
検査は、自分の身体が事務的にいじられる感じがして好きです。

「同時に測定器がいくつ入るか試してみよう。」

少し陶酔していたのですが、研究員さんが飽きてきたらしく、チューブが次々と差し込まれていきます。

「もう、苦しいです。はいりません・・・」

訴えは無視され、膣口は無理矢理指で拡げられ、チューブが押し込まれます。
チューブは子宮の中まで進入し、中をずたずたに傷つけます。

それぞれのチューブが別々の場所に別々の刺激を与えます。
鈍い痛みが下腹部に広がります。

「やっぱり、こんな検査まどろっこしくないか?」
「子宮、取りだした方が早い。」
「摘出しちゃおうぜ。」

また、麻酔無しの手術が始まります。